【Weekly Report】5月4日〜5月10日
暗号資産ウィークリーレポート
2026年5月4日 – 2026年5月10日
1. エグゼクティブサマリー
2026年5月4日〜10日のBTCは週初の1237万円から週央に1283万円の高値をつけ、その後利益確定売りに押されながらも1267万円で終え、週間+2.5%と底堅い推移となった。ETHは36〜37万円台でレンジを形成し、BTC優位の地合いが継続。Fear & Greed Indexは48(Neutral)と中立圏で推移し、過熱感のないまま機関投資家の押し目買いが下値を支えた。マクロ面ではFOMC通過後の金利見通しが安定し、リスク資産全般に追い風となった一週間であった。
今週の主要要因
- 現物ETF資金流入の継続: 米国BTC現物ETFへの純流入が3週連続でプラスを維持し需給を下支え。
- FOMC通過後の金利安定: 5月FOMCで利下げ観測が後退せず、リスクオン地合いが継続した。
- ETH/BTC比率の低下: ETHはBTC対比で軟調、資金がBTCに集中する展開が鮮明化した。
BTC価格推移 (万円)
ETH価格推移 (万円)
市場推進要因インパクト (0-100)
ETF資金流入が最大のドライバーとなり、マクロ・オンチェーン需給も追い風。規制面は概ね中立的に推移した。
2. テクニカル & オンチェーン分析
Fear & Greed Index (恐怖と強欲指数)
現在のスコア: 48 【中立】
指数は48と中立圏に位置し、市場参加者の心理は過熱・悲観いずれにも傾かないバランス状態。
オンチェーン動向サマリー
長期保有アドレス(1年以上未動)の保有比率は過去最高水準を更新し、売り圧力の限定的な状況が継続している。取引所BTC残高は緩やかな減少傾向で、流動性供給の引き締まりが価格の下値を支援。一方、ステーブルコイン総時価総額は微増にとどまり、新規資金流入のペースはやや鈍化。マイナー収益はハッシュレート高止まりの中で安定推移している。
3. 次週以降のシナリオ分析とリスク
市場センチメント確率
潜在的リスクファクター
🟢 強気シナリオ (40%): ETF流入加速と利下げ期待再燃で1300万円突破、史上最高値圏を再試行する展開。
🟡 中立シナリオ (45%): 1240〜1290万円のレンジで推移、方向感に欠ける中で個別材料に反応する展開。
🔴 弱気シナリオ (15%): マクロ悪化やETF流出転換により1200万円割れ、調整局面入りするシナリオ。
参照情報
【免責事項】本レポートは情報提供のみを目的としており、特定の暗号資産の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終決定は、ご自身のご判断で行っていただきますようお願いいたします。